こたつにみかん、実は医学的にも最強の組み合わせだった!

風邪を引かないようにするためには?

皆さん、こんにちは。

寒い日が続き、風邪が流行りはじめましたね。

皆さんは風邪の予防として何をしていますか?

冬は粘膜の機能が低下し風邪を引きやすくなります。

今回は、そんな冬にオススメの風邪の予防法を書いていこうと思います。

風邪の対策には水とビタミンCが一番!

突然ですが、私、実は、医学博士号を持っています。

信じるか、信じないかはあなた次第です!…が、本当なんです。

そんな私が考える最強の風邪対策は、ズバリッ!、ビタミンCです。

こんなことを書くと、「どうせ怪しいサプリメントの広告でしょ?」って思われそうですね。

違います。私は本気です。サプリメントなんて飲みません。

水は水道水で充分ですし、ビタミンCはみかんで充分です。

むしろ、ビタミンCサプリの摂りすぎは吐き気を誘発するという情報もありますし、普段の食事で摂る方が良いと思います。

粘膜がウイルスから体を守ってくれている!

そもそも、なぜ冬になると風邪を引きやすくなるんでしょう?

冬になると風邪を引きやすくなる理由、それは「寒さ」です。

体が寒さを感じると、体温が外に逃げるのを防ぐために体中の毛穴を閉じます。

寒いときにブルっとなって、鳥肌が立つのはそのためです。

毛穴を閉じると体の表面から体温が逃げにくくなりますが、同時に、水蒸気皮脂分も出にくくなります。

冬になるとお肌がカサカサになるのは、空気の乾燥もありますが、肌の皮脂分が少なくなるのもひとつの原因です。

体をウイルスから守っている粘膜でも同じことが起こって、粘膜の機能が弱まります。

うるおいのある健康な粘膜は、ベタベタの表面でウイルスを捕まえ、免疫物質で感染力を奪って、ウイルスが感染できなくしています。

うるおいを失った粘膜は、ウイルスを捕まえる力が低下し、ウイルスの感染を防ぐことができなくなってしまいます。

その結果、冬は風邪を引きやすくなってしまうのです。

一つ目のキーワードは「水」!

では、風邪を引かないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

一つ目のキーワードは「」、ウイルスをこまめに「」で洗い流すことです。

手に付いたウイルスは手洗いで、のどに付いたウイルスはうがいで洗い流しましょう。

そして、粘膜のうるおいをキープし、のどに付いたウイルスを洗い流すために、こまめに水を飲みましょう。

水と一緒に飲み込んで胃の中に入ったウイルスは、胃酸の働きで死んでしまうので感染することはありません。

特に、外出時は、寒さで粘膜の働きが弱まり、ウイルスが手やのどに付きやすく、水で洗い流す機会も減ってしまいます。

外出時は、特に気をつけて、こまめに手洗いをし、こまめに水を飲みましょう。

二つ目のキーワードは「ビタミンC」!

そして、もう一つのキーワードは「ビタミンC」です。

ビタミンCは、人間にとって非常に重要な栄養素で、ビタミンCが不足すると体中の粘膜がボロボロになってしまいます。

人間の皮ふはコラーゲンという素材でできていますが、ビタミンCはコラーゲンを作り出す時に重要な役割をしています。

体をウイルスから守ってくれる粘膜もコラーゲンが主な素材なので、ビタミンCが不足すると、

ビタミンC不足 → コラーゲン不足 → 粘膜スカスカ → 防御力ダウン → 風邪を引くということになってしまうのです。

ビタミンCを多く含む食材を食べよう!

では、ビタミンCを多く含んでいる食べ物は何でしょう?

ビタミンCといえばレモン!…でもスッパすぎてそんなにたくさんは食べられない!と、お考えの皆さま!それは全くの誤解です。

実は、レモンのスッパさはビタミンCではなく、レモンに含まれるクエン酸のスッパさです。

ビタミンCを多く含んでいる=スッパい というのは、全くの誤解です。

もちろんレモンにもビタミンCはたくさん含まれていますが、飛び抜けて多いというわけではありません。

では、もっとクセが無く、おいしくパクパク食べられる物はないのでしょうか?

大人の1日のビタミンC摂取量の目安は100mgですが、ビタミンCを1日100mg摂ろうと思うと、レモン果汁コップ1杯(スッパ過ぎて無理…)、みかん4個(ちょっと多いなぁ…)、いちご10個(毎日だとちょっと高いなぁ…)です。

他に、現実的なところでいうと、柿1個、キウイフルーツ2個、ゴーヤ半分あたりでしょうか。

さらに、バナナ6本、すいか1玉、さくらんぼ200粒というのもありますが、それだけでおなか一杯になってしまうため、ちょっと現実的ではないですね…。

実はあと二つ、ビタミンCをたくさん含んでいる食べ物があります。

それは、パプリカ(赤&黄ピーマン)とカリフラワーorブロッコリーです。

なんと、1日100mgをパプリカはたった1個で、カリフラワーorブロッコリーは半株でクリアできてしまいます。

このように見てくると、ビタミンCを無理なく食事で摂ろうと思うと、パプリカ、カリフラワー、ブロッコリー、柿、いちご、みかんを、毎日の食事の中に取り入れるのが良いという結論になりそうです。

野菜嫌いの人やお子さんのことを考えると、残るのはみかんかいちごということになり、セレブは「暖炉でいちご」、私たち庶民は「こたつでみかん」ということになりますね。

確かに「こたつでみかん」は、体を冷やさず温めながら、ビタミンCも補給する、風邪対策には最強の組み合わせですね。

「こたつでみかん」…も、もちろん良いですが、私のオススメは「パプリカとカリフラワーのディップ」です。

今日の晩ごはんは、パプリカ、カリフラワー、ブロッコリー、ローストポテト、フランスパンを、いろいろなディップソースで食べる、野菜ディップのビュッフェにしようと思います。

「うがい!手洗い!こまめに水飲み!こたつでみかん4個!」と覚えよう!

今回、新しく学んだことを取り入れ、「こたつでみかん」ではなく、「うがい!手洗い!こまめに水飲み!こたつでみかん4個!」と覚えて下さい。

皆さんも、「うがい!手洗い!こまめに水飲み!こたつでみかん4個!」で、今年の冬も風邪知らずで乗り切って下さいね。

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